データから見たIgA闘病ブログ

2018.4 IgA腎症を発病。治療方法を血液、尿のデータを交えながら紹介する。

高額医療制度①

IgAの場合〟ほぼ入院治療を覚悟せざるを得ず、したがって医療費も高額となる。
当方も例外ではなく、結構な費用がかかったわけであるが「高額医療負担制度」により、自己負担の上限は月額25,000円に留まった。

まずこの話題のきっかけであるが〟入院中、同室の某銀行社員の方と親しくなり、「高額医療負担制度」の話題となり彼から以下のような話を聞いた事から始まる。
・IgA腎症は指定難病のため、自己負担3万円まで医療負担が受けることができる
・ちなみに私が務める某銀行健保は自己負担が8万円である
それを聞き、当方も調べてみたが、当方の加入する健保は自己負担2.5万円という事がわかった。早速彼に伝えたところ「君の会社、そんな大盤振る舞いで(運用は)大丈夫か?」と言われ、それ以降「当社は大変めぐまれているのだ」と思い続けていた。
ところが今回ある事がきっかけで改めて
「高額医療制度」について調べることとなり、当方の健保が特別に優れたということではないという事がわかった。
今後4回にわたり以下をお伝えしたいと思う。
健康保険組合の種類とそれぞれの保険料・給付金
・限度額適用認定とは
・指定難病による医療費助成
・いわゆる103万円、130万の壁について

 

 

 

 

2022.1データ(Cr1.38蛋白0.11g)

久しぶりの書き込みとなった。
8月、10月、11月のデータの推移は以下の通り。

クレアチニン
 1.45→1.37→1.38
・蛋白
 0.09→0.07→0.11

蛋白は若干量増加しているが、医師から以下の注意を受けた。
・高血圧(塩分の抑制)
・体重管理(運動量増加と飲食料の抑制)
・喫煙(そもそもやらない)
以前申し上げた通り、この医師は、尿を顕微鏡で観察し
尿沈渣の状態を確認しデータに加えた所見を出してくれる。
医師いわく、経験とノウハウが必要とのことで、これまで
3人の医師にかかったが、このような診察をする医師は
初めてである。

尿固形成分 (数値は基準値)

  • 赤血球…1視野に1個以内
  • 白血球…1視野に3個以内
  • 上皮細胞…1視野に少数
  • 円柱細胞…1視野に陰性(-)
  • 結晶成分…1視野に少量


 

 

2021.8 MR検査

前述のとおり、PSAが上昇し、前立腺のMR検査を実施。
結果「前立腺がんの疑いあり」という診断を受け9月に生検行う事となった。
今後「前立腺」の関係あ以下のブログにまとめる。

前立腺障害(PSA10ng/ml)



なお、8/6に接種したモデルナ2回目の発熱による腎機能への影響について、
8/11のデータは以下の通りであり問題はなかった。
クレアチニン 1.45mg/dl
・e-GFR 40.3%

2021.8コロナワクチン(モデルナ2回目)

8/6 、コロナワクチン2回目を接種、事前に聞いていた通り発熱した。
翌日のピークが38.5で、翌々日は37度台でその後終息。
IgAを発症し、免疫抑制剤を飲み続けること2年間で初めて発熱した。
IgAの動きが気になるところである。

2021.7 PSA上昇

今回も腎機能については現状維持。
主治医から「IgAの動きは認められない」との診察を受けた。
またコロナワクチン(モデルナ1回目)も影響はなかったようだ。
クレアチニン 1.46(e-GFR:40%)
・尿たんぱく 0.09

問題は、PSAは10ng/mlを超えた。
泌尿器科の診察を受けることになった。 
詳細は下記サイト

前立腺障害(PSA10ng/ml)

2021.4 D病院に転院(Cr.1.5)

3月末をもって北陸で役目を終え、大阪で再就職となった。
北陸Z大学病院のM医師から、「現在は寛解状態であり大学病院より利便性を優先すべき」とのアドバイスをいただき、D病院(民間)に紹介状を書いていただいた。

早速採血、尿検査結果を元に診察を受けた。
受付から診察まで意外とスムーズにいった。
診察結果については以下の通り。
クレアチニンは1.5mg/dlと若干上昇(eGFR 39%に低下)していたものの以下の所見。
・蛋白/クレアチニン比が0.06gとほとんど出ていない
・この医師は、その場で尿の状態を顕微鏡で観察。
「腎炎特有の所見がない=寛解状態だ」との所見。
また「大阪は変異型コロナで大変な状況で、3か月毎の検診でどうか?」と提案され、承知した。
一方、PSAは7.9と高止まり検査項目に追加していただく事を依頼した。