データから見たIgA闘病ブログ

2018.4 IgA腎症を発病。治療方法を血液、尿のデータを交えながら紹介する。

高額医療制度①

IgAの場合〟ほぼ入院治療を覚悟せざるを得ず、したがって医療費も高額となる。当方も例外ではなく、結構な費用がかかったわけであるが「高額医療負担制度」により、自己負担の上限は月額25,000円に留まった。 まずこの話題のきっかけであるが〟入院中、同室…

2022.2ドック(Cr1.36)

定期ドックによる結果 ・尿蛋白(-)0.1g以下・クレアチニン1.36 (eGFR43%)その他の結果として、コレステロールがロスバスタチン服用しているのも関わらず高い’(262)

2022.1データ(Cr1.38蛋白0.11g)

久しぶりの書き込みとなった。8月、10月、11月のデータの推移は以下の通り。 ・クレアチニン 1.45→1.37→1.38・蛋白 0.09→0.07→0.11 蛋白は若干量増加しているが、医師から以下の注意を受けた。・高血圧(塩分の抑制)・体重管理(運動量増加と飲食料の抑制)…

2021.8 MR検査

前述のとおり、PSAが上昇し、前立腺のMR検査を実施。結果「前立腺がんの疑いあり」という診断を受け9月に生検行う事となった。今後「前立腺」の関係あ以下のブログにまとめる。 前立腺障害(PSA10ng/ml) なお、8/6に接種したモデルナ2回目の発熱による腎機…

2021.8コロナワクチン(モデルナ2回目)

8/6 、コロナワクチン2回目を接種、事前に聞いていた通り発熱した。翌日のピークが38.5で、翌々日は37度台でその後終息。IgAを発症し、免疫抑制剤を飲み続けること2年間で初めて発熱した。IgAの動きが気になるところである。

2021.7 PSA上昇

今回も腎機能については現状維持。主治医から「IgAの動きは認められない」との診察を受けた。またコロナワクチン(モデルナ1回目)も影響はなかったようだ。・クレアチニン 1.46(e-GFR:40%)・尿たんぱく 0.09 問題は、PSAは10ng/mlを超えた。泌尿器科の…

2021.4 D病院に転院(Cr.1.5)

3月末をもって北陸で役目を終え、大阪で再就職となった。北陸Z大学病院のM医師から、「現在は寛解状態であり大学病院より利便性を優先すべき」とのアドバイスをいただき、D病院(民間)に紹介状を書いていただいた。早速採血、尿検査結果を元に診察を受けた…

泌尿器科診断結果(PSA8.5)

前立腺関係は下記に移転しました。 前立腺障害(PSA10ng/ml)

2021.2ドックと診察の結果(cr1.42~1.38)

寛解後(2/2のドック及び2/24の検査)の結果は以下の通りである。なお下表には記述していないが、尿沈渣について、、病院検査では今回を含め、ここ数回「沈渣不要」となっているが、ドックでは、硝子円柱 10~19個、扁平上皮5-9個という値が出た。2/24の診察…

2020.12 寛解プレドニン終了

検査結果は以下の通りで、寛解状態を維持している。尿沈渣も不要という結果で、引き続きIgAの活動は収束しているようである。 12/23 ALB 4.1~5.1 4.5 UN 8~20 19 積算CFE ~60 43 クレアチニン(mg/1日) 1.36 蛋白(g/1日) 0.16 潜血 - UA 6.2 塩分…

医師の診断(裏話)

2018年8月、まだ東京G大学に通院していた頃、クレアチニンは余裕で2mg/dl、尿蛋白は1g/dlを超え、潜血も3+が続いていた。しかしM医師は「順調、30年はもつと思う」との見立て。逆に同年9月に転院したZ大学T医師は辛口。Z大学病院に転院 2018.9~2019.2 (Cr1…

★治療方針の説明2018.5.16で述べた6種類の治療薬について

2018.5.16は数値の改善もままならず非常に厳しい状況にあった。その際、主治医から「今後の治療薬」として説明された6種について紹介する。・ミゾリビン・タクロリムス・ネオーラル・セルセプト・アザチオプリン・リツキシマブいずれも免疫抑制剤で、結果的…

2020.10 寛解(Cr1.34蛋白0.24 潜血-)

今月の結果は以下の通り引き続き寛解状態。若干蛋白量が増えたものの、尿沈査は「全て不要」という事で、IgAの異常な動きが完全に抑えられたと思われる。次回の検査結果を見て、プレドニンの服用を終了するとの診断である。 10/28 ALB 4.1~5.1 4.8 UN 8~20…

治療薬③ 2020.8

前述の通り「寛解」となり、処方内容も以下の通り変更となった。分量の変更前は2019年6月現在(治療薬と副作用②参照)。プレドニンは現在2mgでいったん1mgとなるが、次回終了予定である。ミゾリビン、コレステロールと尿酸抑制は継続される。---------------…

2020.8 寛解(Cr1.28蛋白0.15g 潜血-)

本日主治医から「寛解」を告げられた。8/31のデータは以下の通りで、クレアチニンは1.28と記録更新、これに伴い推算GFRは46%まで改善した。なおIgA再発リスクについて、尿蛋白および潜血がいずれも「-」で、 尿沈渣に異常がない事から、「可能性は低い」と…

2020.7結果(Cr1.37 蛋白0.15g 潜血+-)

●今回の結果クレアチンは1.37 (eGFR43%)と横ばい。潜血が+-に逆戻りしたが、「円柱」に異常がなく「心配に至らない」との見解。これに伴い、プレドニンが2錠(2mg)に減った。尿酸(UA)はフェブリックの復活により前回の9.1から6.5に改善。 7/6 ALB 4.1~5.…

2020.5結果(Cr1.47 蛋白0.09g 潜血-)

2020年5月13日の結果は以下の通り。●概要・クレアチニンは1.4mg/dl前後で下げ止まった(ここが限界)。・一方、蛋白・潜血尿はほぼ終息(蛋白の0.0*は記録)。 15g(最悪時)からの復活であり、治療に間違いがなかった事を確信した。主治医は「順調」としなが…

2020.3結果(cr1.35 蛋白0.19 潜血-)

しばらくぶりの書き込みである。2月に帯状疱疹を患った。当初、背中、わき腹に若干の違和感と発疹、その後、10日ほど遅れてさされたような痛みが続いたが終息。後遺症も残らなかった。●処方薬 バラシクロビル 500mg(治療) リリカ 75mg(痛み止め)治療薬の…

2019.8.結果 (Cr1.53 蛋白0.22g 潜血1+)

8月の検診結果については以下の通り。前月は風邪の影響もあり、若干数値が悪化したが、今回は現状では最良の数値だった。・クレアチニン1.67→1.53・推算GFR35→38次にトピックスとして、初めて尿潜血が+1となった。これは、先月リクシアナ(血栓防止薬)を停…

2019.7結果 (Cr1.67 蛋白0.22g 潜血3+)

今回クレアチニンが0.13上昇し1.67。これに伴い積算CFEも3ポイント低下し35となった。2月以来の悪い数値である。しかし、蛋白量が0.22g/1日で過去最低の値となった。主治医によると、「クレアチニンは気にする程度ではない。むしろ、蛋白量の低下を評価すべ…

★治療薬と副作用②

現在の治療薬の状況は以下の通りである。服用は毎朝(ボナロンは週一回)。 ●ミゾリビン錠 50mg×3錠 免疫抑制 ●プレドニン錠 5mg×1.5錠 炎症鎮静 ●ロサルタンK錠 50mg×1錠 血圧抑制+タンパク尿抑制 ●シルビニン錠 10mg×0.5錠 血圧抑制 ●ファモチジン錠 20mg×1…

2019.6結果(Cr1.54 蛋白0.36g 潜血3+)

6月5日のデータは以下の通り。それぞれの数値は安定しており、まずはひと安心である。 1/22 2/13 3/12 4/10 5/8 6/5 ALB 4.1~5.1 4.0 3.9 4.3 4.2 4.6 4.3 Cr ~1.07 1.61 1.67 1.58 1.52 1.57 1.54 積算CFE ~60 36 35 37 39 38 38 蛋白 0.29 0.38 0.40…

2019.4 (Cr1.57 蛋白0.52g 潜血3+)

4月と5月の結果については以下の通り。・クレアチニン1.57mg/dl、概算GFEは37と何とか維持している状況。・蛋白量は0.5gと若干上昇気味(食生活が原因か・・)。・食生活については、若干緩やかになり、塩分摂取量(想定)が14gと ひどい状況で(本来は6g制限…

2019.3結果 (Cr1.58 蛋白0.40g 潜血3+)

3月12日のデータは以下の通り、アルブミン、クレアチニンが発病以来最高点となった。主治医もやや驚きを隠せない様子で、「扁桃腺摘出の効果かな」とのコメントがあった。これに伴い、プレドニンが▲2.5mgで7.5mg(1.5粒)となった。ただ、味覚障害は相変わら…

★扁桃腺摘出と後遺症2019.1

扁桃腺手術に関しては、G大学,Z大学の主治医とも積極的に勧めるわけではなかった。 まず5月頃でのG大学の主治医はの見解は以下の通り。 ・ステロイドを大量に服用している期間は、出血のリスクが高く、外科医も実施に踏み切れないだろう ・年齢的(55歳)に…

Z大学病院に転院 2018.9~2019.2 (Cr1.67 蛋白0.38g 潜血3+)

北陸地方に転勤が決まり、9月G大学の紹介状でZ大学に転院。こちらでは予想以上に飲酒の機会が多く心配したが、1月に扁桃腺摘出術の効果もあってか(詳細は後述)数値は好転しはじめた。・1日の尿蛋白は1g以下となり、12月からは0.5gを下回るようになった・…

★退院後の数値 2018.7~2018,8 (Cr2.32 蛋白1.44g 潜血3+)

退院後食事(塩分)を気にしながらもほぼ普通の生活に戻った。 数値は以下の通りである。アルブミンは最悪時の2.5から3.6程度まで復活したが、クレアチニンは未だ高い状態だ。したがって推算CFEはカウントダウン状態である。ただ、尿蛋白は1g前後まで改善した…

★退院 2018.6.17 (Cr2.03 蛋白1.92g 潜血3+)

6月になって数値が改善しだした。魔の5月から大きな進展である。・アルブミンが3点台をクリア・クレアチニンが2点台で上げ止まる・一日の蛋白量が2g前後に落ち着くやはり腎臓の治療は後追いで効果が出る事を認識した。主治医は、この数字と当方の体力から判…

★治療薬と副作用①

まずはプレドニン(ステロイド薬)である。当所は50mgから始まったが、尿の蛋白量の低下に伴い、摂取量も以下の通り減少した。 当所 4/26 6/11 7/12 7/26 8/9 8/22 9/26 11/7 尿タンパク 10g~ 3g~ ~2g ~1.5g ~1g ~1g ~1g ~1g ~0.5g プレドニン 50mg 45mg …

★最悪の5月 2018.5.31 (Cr2.69 蛋白2.70g 潜血3+)

まず数値は以下の通り悪化し続けている。 5/2 5/7 5/10 5/14 5/17 5/21 5/28 5/31 ALB 2.8 2.8 3.0 2.9 2.9 2.8 2.9 3.0 Cr 1.74 1.75 1.98 2.22 2.35 2.15 2.55 2.69 CFE 34 33 29 26 24 27 22 21 タンパク 5.99 3.32 2.77 4.28 2.70 4.42 3.53 2.70 しかし5/1…