データから見たIgA闘病ブログ

2018.4 IgA腎症を発病。治療方法を血液、尿のデータを交えながら紹介する。

2020.7結果(Cr1.37 蛋白0.15g 潜血+-)

●今回の結果
クレアチンは1.37 (eGFR43%)と横ばい。
潜血が+-に逆戻りしたが、「円柱」に異常がなく「心配に至らない」との見解。
これに伴い、プレドニンが2錠(2mg)に減った。
尿酸(UA)はフェブリックの復活により前回の9.1から6.5に改善。

  7/6
ALB 4.1~5.1 4.2
UN 8~20 21
推算GFR 43
Cr ~1.07 1.37
蛋白 0.15
潜血 +−
尿中蛋白 15
尿中Cr 128
UA 6.5
塩分摂取量 7.9

●総括
下記のグラフは治療開始(2018.3)から現在(2020.7)までの尿蛋白とクレアチニン
の関係である。
【尿蛋白(赤棒)】
・発病時は14gに達していた
・治療開始すぐにステロイドパリスで一挙に2g台に改善
・約5か月の治療で1gを下回った。
クレアチニン(青線)】
・発病時は1.00前後(正常値)
・尿蛋白の改善と反比例し5/31には2.70まで悪化
・約8か月で尿蛋白と正比例し徐々に低下

つまり言えることは、治療開始時はクレアチニンが悪化する事を理解すべきである。治療中は大量のプレドニンを服用するため、精神不安定になりがちでこの事実を受け止めにくい状況となるが、薬治療を信用し、食事療法をきっちり行えばやがて改善するという事実を共有したい。
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