データから見たIgA闘病ブログ

2018.4 IgA腎症を発病。治療方法を血液、尿のデータを交えながら紹介する。

★扁桃腺摘出と後遺症2019.1

扁桃腺手術に関しては、G大学,Z大学の主治医とも積極的に勧めるわけではなかった。 まず5月頃でのG大学の主治医はの見解は以下の通り。 ・ステロイドを大量に服用している期間は、出血のリスクが高く、外科医も実施に踏み切れないだろう ・年齢的(55歳)に効果が出る可能性もある ・やるとすれば、ステロイドパルスから6か月後(11月頃) 次に転院後(9月)のZ大学の主治医だが、同じく強くに進められる事もなく、「本人の気持ち次第だ」 と言われた。 また、時期的に、これ以上後倒しはさらに効果が低くなる、との見解で、決断に踏み切った。 ただし結局予約が取れず1月21日の施術となった。

次に扁桃腺摘出手術だが、手術そのものは全身麻酔のため特に問題はないが、その後がつらい。 強烈な喉の痛みは10日以上強続いた。 その後徐々に回復し、約1か月で全く痛みはなくなるが、それより問題は味覚障害が残った事である。 術後2週間程度まで、ほとんど味覚がなくなり、少しづつ回復するが、その後改善する兆しがなく 耳鼻科を受信する事にした。 診察は電気味覚検査で結果は以下の通りである。        

  正常範囲
鼓索神経領域 20 10 8以下
舌咽神経領域  0 0 14以下
大錐体神経領域 0 0 22以下

主治医によると、手術で圧迫された鼓索神経領域 は改善しつつあるが、問題は扁桃腺付近の舌咽神経領域や 大錐体神経領域を痛めた事にある(全く味覚を感じていない)。 また有効な治療法はなく、神経の再生を待つという事だが、そんな事がありえるののだろうか? これは医療事故ではないのか? 一難去ってまた一難である。