★治療薬と副作用①
まずはプレドニン(ステロイド薬)である。
当所は50mgから始まったが、尿の蛋白量の低下に伴い、摂取量も以下の通り
減少した。
当所 | 4/26 | 6/11 | 7/12 | 7/26 | 8/9 | 8/22 | 9/26 | 11/7 | |
尿タンパク | 10g~ | 3g~ | ~2g | ~1.5g | ~1g | ~1g | ~1g | ~1g | ~0.5g |
プレドニン | 50mg | 45mg | 40mg | 35mg | 30mg | 25mg | 20mg | 15mg | 10mg |
これに加え、ミゾリビン(免疫抑制)を3錠服用。
次にプレドニンの副作用についてである。
●感染症
免疫抑制によって、いろいろな感染症にかかりやすい。主治医はこれが一番怖いと
言っていた。 とにかく、マスク、手洗い、外出を控える。
幸いにも、発病から現在まで風邪ひとつひかず、強靭な体を生んでくれた親に感謝で
ある。
●血栓
狭心症の持病があり、入院中は測定器で24時間管理された。
また、実際に波形が乱れ、診断の結果血栓が認められた。
そんなこともあり、約1か月ヘパリンによる点滴生活。
これが、さらにストレスを助長し、精神的につらい日が続いた。
現在はリクシアナを服用。
●ステロイド精神病
「★最悪の5月」や前述の通り、しばらくは辛い時期が続いた。
不安症、攻撃的にもなり、家内や看護師とも、些細なことで口論となった。
また不眠症にも悩まされた。
当方の場合、寝つきは良いが、未明に目を覚ましそのまま眠れない。
はじめ、ベルソムラ、ルネスタを処方してもらったが、劇的な効果はなかった。
また精神科にリスペリドン、シクレストなど服用されるが、特にシクレストは
副作用がひどく、退院後朝通勤電車で立ち上がれなくなるほど合わなかった。
現在では、未明に目が覚めたら、その時ルネスタを1錠服用する。意外と効果的である。
●動脈硬化
元々、コレステロール、中性脂肪が高く、クレストールを服用していたが、現在も継続中である。
●高血圧
やはり高めだった。現在は安定。現在はシルビジニンを服用。
●ムーンフェース
これには困った。明らかに見た目が変わる。
まず5月頃、ステロイドを大量摂取しているにも関わらず、あまり目立たなかった。
6月退院してか目立ちだし、11月頃までひどい状況だった。
顔がむくれ、目は吊り上がりまるで別人である。人からは(体重は減ったのに)「太りましたね」と言われた。
ただ、年末に実家に帰省した際両親から「お盆の時はひどかったが、元にもどったな」と言われた。
プレドニン15mg程度が閾値か・・・
余談だが、入院仲間(特に女性)はみんな泣かされていた。
女性にとってはこれほど辛いものはないだろう・・。
●痰
とにかくひどかった。チューイングガムのような痰がからむ。
カルボシステインを服用されるがほとんど効き目なし。これも徐々に改善。
やはり15mg程度で改善か。
●ざそう(にきび)
当方の場合背中と胸に発疹。軟膏薬で症状が改善。
●知覚過敏
現在少し緩和されたが継続。
●巻き爪
爪の形が変わることで、元々もっていた巻き爪がひどくなり、歩くのもままならなく
なった。
」