データから見たIgA闘病ブログ

2018.4 IgA腎症を発病。治療方法を血液、尿のデータを交えながら紹介する。

★治療薬と副作用①

まずはプレドニンステロイド薬)である。
当所は50mgから始まったが、尿の蛋白量の低下に伴い、摂取量も以下の通り
減少した。 

  当所 4/26 6/11 7/12 7/26 8/9 8/22 9/26 11/7
尿タンパク 10g~ 3g~ ~2g ~1.5g ~1g ~1g ~1g ~1g ~0.5g
プレドニン 50mg 45mg 40mg 35mg 30mg 25mg 20mg 15mg 10mg

  これに加え、ミゾリビン(免疫抑制)を3錠服用。


次にプレドニンの副作用についてである。
感染症
 免疫抑制によって、いろいろな感染症にかかりやすい。主治医はこれが一番怖いと
 言っていた。 とにかく、マスク、手洗い、外出を控える。
 幸いにも、発病から現在まで風邪ひとつひかず、強靭な体を生んでくれた親に感謝で
 ある。
血栓
 狭心症の持病があり、入院中は測定器で24時間管理された。
 また、実際に波形が乱れ、診断の結果血栓が認められた。
 そんなこともあり、約1か月ヘパリンによる点滴生活。
 これが、さらにストレスを助長し、精神的につらい日が続いた。
 現在はリクシアナを服用。
ステロイド精神病
 「★最悪の5月」や前述の通り、しばらくは辛い時期が続いた。
 不安症、攻撃的にもなり、家内や看護師とも、些細なことで口論となった。
 また不眠症にも悩まされた。
 当方の場合、寝つきは良いが、未明に目を覚ましそのまま眠れない。
 はじめ、ベルソムラ、ルネスタを処方してもらったが、劇的な効果はなかった。
 また精神科にリスペリドン、シクレストなど服用されるが、特にシクレストは
 副作用がひどく、退院後朝通勤電車で立ち上がれなくなるほど合わなかった。
 現在では、未明に目が覚めたら、その時ルネスタを1錠服用する。意外と効果的である。
動脈硬化
 元々、コレステロール中性脂肪が高く、クレストールを服用していたが、現在も継続中である。
●高血圧
 やはり高めだった。現在は安定。現在はシルビジニンを服用。
●ムーンフェース
 これには困った。明らかに見た目が変わる。
 まず5月頃、ステロイドを大量摂取しているにも関わらず、あまり目立たなかった。
 6月退院してか目立ちだし、11月頃までひどい状況だった。
 顔がむくれ、目は吊り上がりまるで別人である。人からは(体重は減ったのに)「太りましたね」と言われた。
 ただ、年末に実家に帰省した際両親から「お盆の時はひどかったが、元にもどったな」と言われた。
 プレドニン15mg程度が閾値か・・・
 余談だが、入院仲間(特に女性)はみんな泣かされていた。
 女性にとってはこれほど辛いものはないだろう・・。
●痰
 とにかくひどかった。チューイングガムのような痰がからむ。
 カルボシステインを服用されるがほとんど効き目なし。これも徐々に改善。
 やはり15mg程度で改善か。
●ざそう(にきび)
 当方の場合背中と胸に発疹。軟膏薬で症状が改善。
●知覚過敏
 現在少し緩和されたが継続。
●巻き爪
 爪の形が変わることで、元々もっていた巻き爪がひどくなり、歩くのもままならなく
 なった。